2022年12月
12月26日付の日経新聞朝刊「複眼」のコーナーにインタビュー記事をご掲載いただきました。
「台湾への圧力、恐れから」『日経新聞』2022年12月26日
2022年12月
『アジア時報』12月号に講演録の後半が掲載されました。9月に登壇したアジア調査会のシンポジウム記録で、後半は台湾海峡情勢の現状と日台関係について議論しています。
郭育仁・井上正也・福田円・五百旗頭真「国際シンポジウム 東アジア国際秩序の来し方行く末--サンフランシスコ平和条約から70年(下)」『アジア時報』2022年12月号
2022年12月
吉林大学東北アジア研究センター・東北アジア学院が主催する国際シンポジウム(オンライン)「2022年度の日台関係の回顧と展望」にて報告(中国語・招待、ペーパーあり)「日本の視点から見た2022年の日台関係」を行いました。他の研究者のご報告、いただいた質問のレベルなどがとても高く、楽しく、勉強になりました。
福田圆「日本视角下的2022年日台关系」吉林大学东北亚研究中心・东北亚学院「“2022年度日台关系回顾与展望”国际学术研讨会」2022年12月14日
2022年12月
時事通信社が電子出版している『e-World Premium』の最新号(12月号)に寄稿しました。中国党大会から台湾統一地方選までの動向をまとめたものです。
福田円「せめぎ合う中国と台湾・米国」『e-World Premium』 vol.107(2022/12)
2022年11月
一般財団法人安全保障貿易情報センターが発行する隔月刊誌『CISTECジャーナル』11月号に寄稿しました。
福田円「『一つの中国』原則と諸国の『一つの中国』政策のせめぎ合い―歴史的背景と現状」『CISTECジャーナル』No.202(2022年11月)111-122頁
2022年11月
台湾統一地方選挙とその後の中台関係の展望について、以下のメディアに出演し、解説を行いました。関係者の皆様、大変お世話になりました。
2022年11月23日(水)BSテレ東「日経ニュース プラス9」
2022年11月28日(月)BS-TBS「報道1930」
2022年11月28日(月)BS日テレ「深層ニュース」
2022年11月
『アジア時報』11月号に講演録が掲載されました。9月に登壇したアジア調査会のシンポジウム記録で、後半は12月号に掲載されます。
郭育仁・井上正也・福田円・五百旗頭真「国際シンポジウム 東アジア国際秩序の来し方行く末--サンフランシスコ平和条約から70年(上)」『アジア時報』2022年11月号、59-82頁
2022年10月
10月28日-30日に仙台で開催された日本国際政治学会2022年度研究大会にて分科会パネルを企画し、報告をしました。
分科会D-3 :東アジア国際政治史分科会III (10月30日)
テーマ :第三次台湾海峡危機の再検討―日米同盟と台湾関係法への影響
司会 :五十嵐 隆幸(防衛大学校)
報告 :福田 円(法政大学)「台湾海峡危機後の米台安全保障関係と日本―1995-2000 年」
寺岡 亜由美(テキサス大学)「90 年代の日米同盟強化プロセスにおける台湾ファクター」
討論 :吉田 真吾(近畿大学)・五十嵐 隆幸(防衛大学校)
2022年10月
華南理工大学公共政策研究院が主催する国際会議で報告を行いました。
Sino-Japanese Relations in Transition: From Diplomatic Normalization to a New Era(2022年10月25日、華南理工大学主催、オンライン)
報告題目:The China Factor in Japan’s Revising National Security Strategy(中国語)
2022年10月
台湾の国立政治大学東亜研究所主催の講演会「馬習会的歴史回顧和両岸関係的発展前景」にコメンテーターとして参加しました。
【東亞所專題演講】
題目:馬習會的歷史回顧和兩岸關係的發展前景
時間:111/10/19(三)12:20-14:00
主持人:鍾延麟(東亞所教授兼所長)
主講人:邱坤玄(東亞所名譽教授)
與談人:王信賢(東亞所特聘教授)・福田圓(日本法政大學教授)
2022年10月
中国共産党党大会後に出版される川島真・小嶋華津子編『UP plus 習近平の中国』(東京大学出版会)で、「11. 習近平は台湾を『統⼀』できるのか――対台湾政策の理念・政策・課題」を執筆しました。習近平政権10年間の対台湾政策の理念的な特徴をまとめ、政策の重点がどこにあるのかを分析した上で、今後の課題を示しました。
2022年10月
法政大学法学部のゼミでは、来年度のゼミ生募集が始まっています。ご関心のある方は、ゼミのページなどもご覧になった上で、公開ゼミにお越しください。公開ゼミ用のプログラムとして、10月20日(木)3限は「今後5年間の日中関係」、10月27日(木)4限は「中国、香港、台湾におけるハロウィンの受容」について、ゼミ生による報告とディスカッションをします。27日はハロウィンゼミで、仮装も歓迎です!詳細はゼミのInstagramやTwitterで随時お知らせしています。
2022年10月
月刊誌『Voice』 11月号に論考「迫る党大会、中国が抱える『三つの問題』」を寄稿しました(76-83頁)。8月に中国が台湾周辺で行った軍事演習を、ロシアのウクライナ侵攻以降の国際情勢や中国内政との関係に注目して分析しました。
2022年10月
中国の上海国際問題研究院が主催する会議「両岸関係与日本渉台動向(中台関係と日本の対台湾政策、2022年10月8日、オンライン)」に参加しました。私は「『1972 年体制』下的日美安全保障体制与台湾(「1972年体制」下での日米安全保障体制と台湾)」について報告をしました。会議の様子は同研究院のHPに掲載されています。
2022年9月
『中国研究月報』9月号に拙小文「台湾海峡情勢の緊張と日中共同声明の意味」が掲載されました(50頁)。
2022年9月
9月25日(日)、笹川財団平和財団と中国研究所が主催するシンポジウム「日中国交正常化50周年記念講演会」に、パネリストして登壇しました。
第3回講演会:歴史の中の日中50年~1972年体制を考える~
日時:2022年9月25日(日)17~19時
基調講演:高原明生(東京大学教授)
パネリスト:井上正也(慶應義塾大学教授)、福田円(法政大学教授)、江藤名保子(学習院大学教授)
司会:村田雄二郎(中国研究所常務理事、同志社大学教授)
2022年9月
中国のシンクタンク太和智庫が主催する「中日国交正常化50周年シンポジウム(2022年9月16日開催・オンライン)」に参加しました。私は「岸田政権の対台湾政策」について報告をしました。会議の様子は同シンクタンクのHPからご覧になれます。
2022年9月
Asia Pacific Review に習近平政権の対台湾政策の特徴を分析した論考が掲載されました。
Fukuda Madoka (2022) The Xi Jinping Regime’s Maneuvering against Taiwan: Characteristics and Prospects, Asia-Pacific Review, 29:2, 79-101
2022年9月
中文版ボイス・オブ・アメリカ(美国之声)のインタビューを受けました。日中国交正常化50年と最近の日中関係に関するものです。
向凌「防患可能发生的冲突 日中欲恢复对话 但台湾问题仍难解」美国之声、2022年9月17日 (https://www.voachinese.com/a/china-urges-japan-to-resist-us-led-efforts-and-hands-off-taiwan-issues-20220916/6751367.html)
2022年9月
9月13日、一般社団法人アジア調査会が主催する国際シンポジウム「東アジア国際秩序の来し方行く末 サンフランシスコ平和条約から70年」に登壇し、「国際秩序としての『 1972年体制』と日台関係」についてお話しし、他の登壇者と議論をしました。議論の内容の一部が『毎日新聞』で紹介されました。
2022年9月
『朝日新聞(2022年9月13日付)』のオピニオン欄にある「私の視点」に寄稿しました。
最近、中国政府が国連総会決議2758号(通称アルバニア決議)を「一つの中国」原則の根拠として強調する傾向にあることと、日本のこの問題に関する基本的な立場について、私見を寄せました。
2022年8月
8月22日、東亜経済人会議日本委員会(飯島彰己委員長)にて講演「習近平政権の対台湾政策と日本」を行いました。講演の概要は『週刊 経団連タイムス』 No.3559(2022年9月15日)に掲載されました。
2022年8月
欧州大学院(European University Institute, EUI)のロベール・シューマン高等研究センター (Robert Schuman Centre for Advanced Studies, RSC)のポリシー・ブリーフ・シリーズに、日本と台湾の経済安全保障上の協力に関するペーパーを寄稿しました。
今年3月にお招きいただいた当研究センターのワークショップ「The geopolitics and economics of technology in the Indo-Pacific: Security, prosperity and values」での報告内容を発展させたものです。
FUKUDA, Madoka, Japan-Taiwan cooperation in the area of economic security: strengthening semiconductor supply chains, Policy Briefs, EU-Asia Project, 2022/45, [Global Governance Programme-226], [Europe in the World] -
2022年8月
オンラインの英文外交論壇誌 The Diplomat に論考「China Is Using a UN Resolution to Further Its Claim Over Taiwan: Beijing’s exaggerated interpretation of Resolution 2758 is a new argument for the PRC’s One China principle(Aug. 26, 2022)」を寄稿しました。
2022年8月
ペロシ米下院議長訪台と中国の反応について、以下のメディアに出演し、解説を行いました。関係者の皆様、大変お世話になりました。
2022年7月29日(金)BS日テレ「深層ニュース」
2022年8月3日(水)TBSラジオ「荻上チキ・Session」
2022年8月8日(月)BSテレ東「日経ニュース プラス9」
2022年8月25日(木)NHKラジオ第1「Nラジ」
2022年8月
平和安全保障研究所(RIPS)の年報『アジアの安全保障2022-2023--ロシアのウクライナ侵攻と揺れるアジアの秩序』が出版されました。私は例年担当している台湾の章のほか、今年は「展望と焦点(特集)」に論考「台湾海峡をめぐる安全保障の現状と課題」を寄稿しました。
2022年8月
イタリアのシンクタンク、Itarian Institute for International Political Studies (ISPI)のニュースレターに参議院選挙後の日中関係についてコメントを寄せました。
Filippo Fasulo, "Asia's Electoral Year, With China in Mind, " Pivot to Asia, Aug. 1, 2022.
2022年7月
『外交』74号に、論説「『台湾海峡の平和と安定』をめぐる米中台関係と日本-動揺する『1972年体制』の含意」を寄稿しました。「1972年体制」と日本が台湾海峡の安全保障に関与することは矛盾しないことを説明した文章です。最新号はこちらからお読みいただけます。
2022年7月
5月に参加した「日中韓専門家対話」のご縁で、The Korea Herald に現在の日中関係に対する見方をまとめていただきました。
2022年6月
日本台湾交流協会の会報『交流』6月号に台湾での現代史史料収集の手引きとして、「台湾現代史史料をめぐる動向―歴史と現実政治との対話」を寄稿しました。昨年の在外研修中に経験したこと、その時に改めて考えたことをまとめたものです。
2022年5月
日本台湾学会の第24回学術大会 公開シンポジウム「日台関係の50年—日華断交を超えて」を企画し、法政大学会場とオンラインのハイフレックス方式で開催しました。ご協力、ご参加くださった方に、心より御礼を申し上げます。
2022年4月
ハフポスト(HUFFPOST)の企画「ウクライナ侵攻から考えるディスインフォメーション」に参加しました。私は中台関係におけるディスインフォメーション工作についてお話ししました。その内容を記事にもまとめていただきました。
2022年4月
台湾の国立政治大学にある台湾日本研究院で開催されたシンポジウム「台日新関係50周年国際論壇--72年体制的理論、実践與新思維」にプレゼンテーターとして参加しました。私は「『72年体制』下における日本の対台湾海峡安全保障政策の歴史的発展」について報告しました。
2022年4月
CFIEC国際情勢ウェビナー「ロシア ウクライナ侵攻と中国の目線~日本の外交・安全保障への示唆」にプレゼンテーターとして参加しました。私は中国・台湾の視点から見た情勢についてお話ししました。
2022年3月
佐藤史郎・石坂晋哉編『現代アジアをつかむ-社会・経済・政治・文化35のイシュー』(明石書店)が出版されました。アジアの最新情勢をつかむ際に注目すべき論点を網羅した入門書で、私は香港・台湾に関する第21章「緊張する中国との関係」を執筆しました。
2022年3月
KGRI Virtual Seminar Seriesウクライナ危機緊急企画第三弾「地域からみたウクライナ戦争」(2022.3.30収録)に参加しました。各地域がウクライナ戦争をどう意味づけているのか、それが各国の行動をどう変えていくのかを論じる企画で、私は台湾についてお話をしました。慶應義塾義塾大学の細谷雄一先生(司会)、加茂具樹先生(中国)、西野純也先生(朝鮮半島)、田中浩一郎先生(中東)とご一緒しました。
2022年3月
日本国際問題研究所領土・歴史センターの東アジア史検討会の成果物として、「1970 年代国際秩序の変容と台湾―蔣経国の『一つの中国』をめぐる認識と対応」を執筆しました。昨年何度か行った、蔣経国日記と1970年代台湾の対外政策に関する研究報告の内容についてまとめました。
2022年3月
日本国際フォーラムが3月22日に開催した日米合同シンポジウム(ウェビナー)「高まる台湾へのチャイナ・リスクとウクライナ戦争の影ーー問われる日米同盟戦略」に、報告者として参加しました。
2022年3月
台湾の新聞『自由時報』の論説欄に「習近平對台灣『融合發展』戰略與日美的對應」が掲載されました。先日の国際フォーラムのコメンタリーがベースになっています。
2022年3月
コペンハーゲン大学のアジア研究所が主催する冷戦史研究ワークショップ「Copenhagen Workshop: Beyond Boundaries: the Cold War, International Politics, and Modern East Asia」にて、報告「Re-examination of the diplomatic break between the US and the ROC: Chiang Ching-kuo’s perception and decision-making(米華断交の再検討--蔣経国の認識と政策決定)」を行いました。多くの旧友に会え、質問やコメントを貰えて嬉しかったので、近日中に必ず論文をまとめたいです。
2022年3月
欧州大学院(European Institute University: EUI)のロベルト・シューマン高等研究院が主催するワークショップ、「The geopolitics and economics of technology in the Indo-Pacific: Security, prosperity and values」 の経済安全保障に関するパネルにて、報告「Japan-Taiwan cooperation in the area of economic security(経済安全保障領域における日台協力)」を行いました。
2022年3月
日本国際フォーラムのHPにコメンタリー「習近平の対台湾『融合発展』戦略と日米の対応」を寄稿しました。研究会「自由で開かれたインド太平洋時代のチャイナ・リスクとチャイナ・オポチュニティ」での報告および議論の内容をまとめたものです。
2022年3月
那覇で開催されたRIPS沖縄安全保障シンポジウム「台湾海峡の緊張と日本の安全保障」に登壇し、主に習近平政権の対台湾工作についてお話ししました。ウクライナ危機の台湾海峡への影響に関心が集まるなか、沖縄の状況や台湾と沖縄の関係について、現地の方々と議論できる機会となりました。
2022年2月
森聡先生との共編著『入門講義 戦後国際政治史』(慶應義塾大学出版会、2022年)を出版しました。時代を縦軸、地域を横軸として、戦後の国際政治史を縦にも横にも辿れる入門書です。現代の国際社会における諸問題を考える際に、その起源に遡りやすいように、できるだけ工夫をしました。森先生をはじめ5名の執筆者は皆素晴らしく、編者まで務めさせていただいて、勉強になりました。
2021年1月
米国ワシントンD .C.のシンクタンク、ブルッキングス研究所主催のオンラインシンポジウム「Japan in 2022」に登壇し、日台関係についてお話ししました。