2021年12月
岸田政権の対中国、対台湾政策についての論評をオーストラリア国立大学の東アジアフォーラムに寄稿しました。
Madoka Fukuda, “Kishida unlikely to change course on China and Taiwan,” East Asia Forum, 16 December 2021
2021年12月
Voice of America 中文版(美國之音)の取材を受けました。
向凌「亲和与战狼 中国驻日使节的双面性」2021年12月11日
杨安「抵制北京冬奥? 亚洲国家左右为难」2021年12月21日
2021年12月
川島真・池内恵編『新興国から見るアフターコロナの時代-米中対立の間に広がる世界』(東京大学出版会、2021年)にコラム「台湾-コロナ危機により深まった中国との分断」を寄稿しました(127-130頁)。
2021年11月
淡江大学日本政経研究所で、徐浤馨先生の授業にお招きいただき、「日台関係を動かす3つの要因ー国際政治、相互関係、内政」について講演を行いました。
2021年11月
台湾の国防大学理工学院で、任天豪先生の授業にお招きいただき、「習近平の対台湾政策」について講演を行いました。
2021年11月
台湾の輔仁大学で開催された「日本論壇:新冷戦下の日米中関係」にスピーカーとして参加し、「岸田新政権の対中国、対台湾政策(岸田新政府的對中、對台政策)」についてお話ししました。
2021年11月
台湾の国立政治大学東亜研究所の「東亜論壇」にお招きいただき、「国際統一戦線と対台湾統一戦線--『蔣経国日記』から読み解く1970年代の両岸関係」という題目で講演をしました。
110-1學期【東亞論壇】(II)
「國際統戰與對台統戰-從《蔣經國日記》解析1970年代的兩岸關係」
活動日期: 2021/11/16(二)
時間:12:20-14:00
地點:綜合院館北棟八樓270812研討室
講座姓名:福田圓
講座現職:日本法政大學國際政治學系教授
2021年11月
日本の政策研究大学院大学(GRIPS)の「中国共産党建党100年(100 Years Chinese Communist Party Special)」連続講座にスピーカーとしてお招きいただき、「習近平の対台湾政策--日台関係の新たな挑戦」についてお話ししました。
TOPIC: Xi Jinping’s Policy Towards Taiwan: New Challenges for Japan-Taiwan Relations
SPEAKER: Dr. Madoka FUKUDA
Professor, Department of Global Politics, Faculty of Law, Hosei University
MODERATOR: Dr. Yoko IWAMA
Director of Strategic Studies Program; Director of Maritime Safety and Security Policy Program; Director of Security and International Studies Program; Professor, National Graduate Institute for Policy Studies (GRIPS)
COMMENTATOR: Dr. Harukata TAKENAKA
Deputy Director, Admissions Office; Professor, National Graduate Institute for Policy Studies (GRIPS)
Date: Monday, November 15, 2021, 12:10-13:20 hrs.
Venue: Online by Zoom
Language: English (without interpretation)
2021年11月
台北で開催された「中国共産党建党100周年と現代中国の挑戦」という国際シンポジウムにプレゼンターとして参加し、「習近平の対台湾政策決定の特質(習近平對台決策的特質)」という報告を行いました。コメンテーターは淡江大学中国研究所の張五岳先生でした。
2021「中共建黨百年與當代中國的挑戰」國際學術研討會
時間:2021年11月13日(星期六) 8:10-17:10
地點:中國文化大學大新館四樓數位演講廳 (台北市延平南路127號4樓)
主辦單位:中國文化大學國家發展與中國大陸研究所、中央研究院政治所、國立政治大學東亞研究所
2021年11月
中央研究院政治学研究所の定例研究会にて、「中国の統一戦線工作と外交的孤立--蔣経国日記から見る1970年代アジア太平洋の国際秩序」という報告をしました。
中央研究院政治學研究所 IPSAS系列演講
主講人 : 福田圓教授(日本法政大學國際政治學系)
講 題 : 中共統戰與外交孤立—從蔣經國日記看1970年代亞太國際秩序
地 點 : 線上視訊演講
時 間 : 2021/11/04(四)下午2:00
2021年10月
米国のランド研究所が主催するウェビナー「台湾の安全保障と日米同盟」にプレゼンターとして参加し、「日本の外交防衛政策における台湾」についてお話ししました。
Taiwan's Security and the U.S. - Japan Alliance
Thursday, Oct. 14, 2021
4:00 – 5:30 p.m. EST / 1:00 – 2:30 p.m. PST
【Program】
While new administrations have taken office in Japan and the United States, China has been moving aggressively to threaten Taiwan and broader Indo-Pacific stability, forcing the Biden and Suga administrations to work together as they continue to pursue a shared vision of a free and open Indo-Pacific. This event will explore how Tokyo and Washington perceive the threat Beijing poses to Taipei, how they are considering responding, and the policy options they face for deterring a Chinese use of force. It brings together leading Japanese and American policy experts on China, Taiwan, and the U.S. - Japan alliance to frame the discussion.
【Keynote Speaker】
The Hon. Randall SCHRIVER
Chairman, Project 2049 Institute
Assistant Secretary of Defense for Indo-Pacific Security Affairs (2018– 2019)
Keynote: The Cross-Strait Threat and the Implications for the U.S. - Japan Alliance
【Presenters】
Prof. FUKUDA Madoka
Professor, Hosei University
Taiwan in Japanese Foreign and Defense Policy
Ms. Kristen GUNNESS
Senior Policy Researcher, The RAND Corporation
The Role of U.S. Allies in a Taiwan Contingency
【Moderator】
Scott W. HAROLD
Senior Political Scientist, The RAND Corporation
2021年10月
東京大学出版会のPR誌『UP』10月号に、私が台湾で経験したコロナ危機に関するエッセイ「台湾の『コロナ危機』 一地域研究者の観取と感取」を寄稿しました。「世界のいまを読む」というリレーエッセイの4回目です。
2021年10月
『日経新聞』読書欄の「この一冊」に、サイラグル・サウトバイ、アレクサンドラ・カヴェーリウス著『重要証人』(草思社)の書評を寄稿しました。
2021年9月
台北にて国策研究院と当代日本研究学会が主催した「自民党総裁選挙と台湾海峡情勢」に関する座談会にパネリストとして出席しました。発言内容の一部は、自由時報、中央社、中央廣播電台、経済日報など現地メディアに引用されました。
2021年9月
政治大学に設立された台湾日本研究院の設立記念シンポジウムに登壇し「日台関係の発展—コロナ危機下の変化と今後の展望」という報告を行いました。多くの旧知の方々にも、久しぶりにお目にかかれ、嬉しかったです。
2021年9月
スティムソンセンターが開催した日台関係に関するウェビナー「Changing the Discourse on Taiwan: Japan-Taiwan Ties in 2021」に、パネリストとして参加しました。3月に続き、再び声を掛けていただいて、嬉しかったです。
2021年8月
The 12th International Convention of Asia Scholars (ICAS 12)でパネルを組み、「The Final Battle for Legitimacy: The CCP’s United Front Work and the KMT’s Overseas Operation towards Neighboring Countries in the mid 1970’s」という報告をしました。元々は京都で開催される予定だったものが、オンライン開催となってしまい残念でしたが、近接する領域の研究者と意見を交換でき、とても有益でした。
2021年8月
日本国際フォーラム「インド太平洋時代のチャイナリスクとチャイナオポチュニティ」研究会のHPに、バイデン政権の対台湾政策と中国の反応について整理したコメンタリー「バイデン 政権の『一つの中国』政策と台湾海峡情勢」をご掲載いただきました。
2021年8月
この数年「台湾」の項目執筆を担当している平和安全保障研究所編『アジアの安全保障2021-2022』が出版されました。南アジアおよび中央アジアを含むアジア太平洋地域各国の政治・経済・軍事の1年間の動きについて、各地域・領域の専門家による分析が掲載されている年鑑です。
2021年7月
台湾の五南出版社から、『中国外交と台湾--「一つの中国」の起源』(慶應義塾大学出版会、2013年)の中文翻訳版が出版されました。大学院生の時の留学時代からお世話になっている恩師、先輩、友人たちの協力によってこの本の出版が実現したことを、本当に嬉しく思っています。また、翻訳者の林倩伃さん、長期にわたった行程を先導してくださった五南出版社の劉主編、翻訳出版助成をご提供くださったサントリー文化財団に、この場をお借りしてお礼を申し上げます。
2021年6月
台湾の『自由時報』の論説欄に「拜登政府的對台政策與兩岸關係(バイデン政権の対台湾政策と中台関係)」を寄稿しました。
2021年6月
昨年度の秋学期に福田・八塚ゼミで行った「バーチャル台湾研修」の模様を「福田ゼミ」の「海外研修」のコーナーにまとめました。現地へ渡航できなかったことは残念でしたが、様々な制約のある状況下にしては、充実した研修ができたと考えています。ご協力くださった皆様に心より御礼を申し上げます。
2021年4月
公益財団法人日本台湾交流協会の台湾情報誌『交流』第961号(2021年4月号)に、論考「習近平政権の対台湾工作--その現状と展望」を寄稿しました(1-6頁)。さらに踏み込んだ分析に至らなかったという点で、課題が残るものとなりましたが、この論考を深めるかたちで研究を続けていきたいと思います。
2021年4月
ワシントンを拠点とするシンクタンク、Global Taiwan Institute のポッドキャストで、日台関係に関するインタビューを受けました。日米首脳会談の前日でしたので、その話題が中心となっています。
2021年4月
今年度は法政大学より在外研修の延長をお認めいただき、中央研究院政治学研究所にて、訪問学者として研究をさせていただきます。また、4月から12月までの研究活動に際しましては、台湾の外交部と国家図書館が運営している台湾フェローシップを受給しています。引き続き、この機会を支えてくださっている全ての人への感謝を忘れずに、研究を進めたいです。
2021年3月
法政大学ボアソナード現代法研究所の主催で、下記のようなワークショップを開催し、フーバー研究所での研究成果を報告しました。ご参加くださった皆様、ありがとうございました。
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ワークショップ:1970年代東アジア国際秩序の変容と中台関係ー『蔣経国日記』を手がかりに
モデレーター:松田康博(東京大学)
報告者:福田円(法政大学)
コメンテーター:清水麗(麗澤大学)・五十嵐隆幸(防衛大学校)
2021年3月
ワシントンを拠点とするシンクタンク、スティムソンセンターにて「Views From The Next Generation」というプロジェクトに加えていただきました。『Japan-Taiwan Relations: Opportunities and Challenges』という最終報告書に、日台関係全般に関する分析と政策提言「Recent Developments in Japan-Taiwan Relations」を発表しました。関係者の皆様に心より御礼を申し上げます。
2021年2月
米国社会科学研究会議(Social Science Research Council: SSRC)のデジタル・フォーラム Items に、論説「How the Covid-19 Pandemic Contributes to Rising Tensions across the Taiwan Strait」をご掲載いただきました。コロナ危機とそれに伴う米中関係の変化によって、台湾海峡の緊張がどのように高まっていったのかを論じたものです。