2019年の情報


2019年12月

『東亜』12月号に小文「中国での邦人拘束に直面する日本と台湾」を寄稿しました。日本人中国近現代史研究者の拘束事件に直面し、台湾の中国研究者とも色々と意見交換をして、考えたことをまとめました。


2019年11月

2019年11月25日付の台湾紙『自由時報』に、来年1月の台湾総統・立法委員選挙について分析した小文「2020総統立委選挙的多重対立」をご掲載いただきました。寄稿してから暫く時間が経ってしまったので、選挙情勢とややズレてしまったかもしれないと気にしていましたが、与党民進党が大敗を喫した統一地方選挙から満一年で、まあ良いタイミングだったかと思います。紙面上で、文中で言及した「パンと愛情のジレンマ」の本家である呉乃徳先生とご一緒できたのも光栄でした。


2019年10月

夏にゼミ生と受けたインタビューが、学内広報誌『HOSEI』10月号に掲載されました。ゼミ生たちは、私が想定していたよりもしっかり、そして生き生きと語ってくれました。「台湾・香港から東アジア国際政治を考える」というテーマを掲げて3年目になりますが、ようやくその意味や面白さを少しずつゼミ生と共有できるようになってきたかな…と思います。


2019年10月

学部ゼミでは、新規ゼミ生の募集がはじまりました。2020年度は福田の在外研修に伴い、八塚正晃先生がご担当くださります。引き続き、中国・台湾・香港の視点から、東アジア国際政治について学び、考えるゼミです。新規ゼミ生向けの情報は本HPや国際政治学科HPのほか、福田ゼミの twitter や Instagram をご覧ください。


2019年10月

日本国際政治学会2019年度研究大会の分科会D-3「ロシア・東欧」に、討論者として参加しました。1956年ハンガリー事件における中国共産党の役割に関する報告(杜世鑫氏)と、1950年代中ソ関係に関する報告(松村史紀氏)に対してコメントをさせていただき、とても勉強になりました。


2019年10月

朝日新聞デジタルの「今さら聞けない世界」というコーナーで、台湾(中華民国)と諸国の外交関係について、「そもそも…」という経緯を解説しました。2019年10月10日付「外交関係失う台湾 トランプ政権の自国第一主義も影響?」という記事になりました。会員限定有料サイトへの掲載ですが、朝日新聞社から許可をいただきましたので、下のファイルから全文をご覧いただけます。

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外交関係失う台湾(今さら聞けない世界).pdf
PDFファイル 322.3 KB

2019年10月

台湾への修学旅行の事前研修を支援する研究者ネットワークであるSNET台湾主催の連続公開講座「台湾地域研究と修学旅行」が開催されます。私自身も台湾への修学旅行を控えた高校への出張授業の経験があり、また機会があれば、修学旅行の事前研修に関わりたいと考えています。


2019年9月

『世界』2019年10月号の「世界の潮」というコーナーに、「台湾総統選の対立軸――国際情勢から読み解く」という小文を寄稿しました。昨年の統一地方選挙でなぜ「韓流」が起き、民進党が大敗を喫したのか。その後、米中関係を中心とする国際情勢が変化するなかで、蔡英文・民進党が勢いを取り戻したのはなぜか。これらの問いについて考察することを通じて、現時点での二大政党間の対立軸についてまとめた文章です。


2019年9月

『東亜』9月号に、論評「蔡英文政権と日本」を寄稿しました。蔡英文政権1期目の日台関係を概観した上で、総統選挙戦の争点としての日本要因について論じました。


2019年8月

『Wedge(ウェッジ)』9月号に、「中国 覇権への躓き」という連載の2回目として「台湾総統選に波及した習近平の二つの誤算」という論評を寄稿しました。習近平政権が、台湾や香港における市民社会の抵抗力をいかに見誤ったか、という内容です。


2019年8月

平和・安全保障研究所編『アジアの安全保障2019-2020』が出版されました。本書は年鑑で、私は昨年に引き続き「台湾」の節を執筆し、昨年4月から1年間の中台関係を振り返りました。


2019年7月

テイラー・フレイヴェル著『中国の領土紛争--武力行使と妥協の論理』が勁草書房から出版されました。M. Taylor Fravel, Strong Borders, Secure Nation: Cooperation and Conflict in China's Territorial Disputes (Princeton University Press, 2008)の邦訳です。中国が抱えてきた国境紛争や領土紛争において、いかなる時に武力行使に至るのかを、しっかりとした理論的枠組みと、緻密な歴史的裏付けにより分析した良書です。日本語版には、著者が書き下ろした尖閣問題に関する補論も収録されています。また、監訳者である松田康博先生の解説も読み応えがあります。私は香港・台湾問題を論じた第5章「国家統一をめぐる紛争」の翻訳を担当しました。


2019年7月

時事通信社の会員制ウェブニュースサービス Janet の e-world というコーナーに、「香港デモと台湾総統選挙の力学」という題目の論評を寄稿しました。香港で長期化するデモが、台湾の選挙情勢にどのような影響を与えているかを論じました。


2019年7月

オランダのライデン大学で開催されたICAS11(The International Convention of Asia Scholars )にて「Revisiting the Archival Vestiges of the Cold War in East Asia」というパネルの報告者として、「The Hidden War Between the ROC and the PRC: Mainland Operations of the ROC’s Military Intelligence Bureau」という報告を行いました。報告者全員が異なる国から参加するという国際会議ならではのパネルに参加でき、とても嬉しかったです。


2019年7月

大阪でのG20の直後に北京の多維新聞社から受けたインタビュー内容が、「中日関係顕現不尋常跡象 習与安倍尚有難題未解」という記事になりました。


2019年6月

『中国研究月報』第73巻6号の「光陰似箭」のページに、「『光陰似箭』の台湾政治」と題して、台湾政治の「前倒し現象」に関する小文を寄稿しました。


2019年6月

倉田徹編『香港の過去・現在・未来(アジア遊学234号)』が勉誠出版から出版されました。私は「台湾から見た香港―『今日の香港は、明日の台湾』か、『今日の台湾は、明日の香港』か」という論文を寄稿しました。中国との関係に関して、台湾と香港の間にはどのような相違点があるかを整理し、相違点がある中でも市民社会の共鳴や助け合いという新たな潮流が生まれてきていることを論じました。


2019年6月

台北にて、ブルッキングス研究所と政治大学が主催する国際会議「The Risks to the Asian Peace: Avoiding Paths to Great Power War」に参加し、中台衝突のリスクについて論じるセッションに登壇しました。 台北ではブルッキングス研究所のリチャード・ブッシュ研究員が率いる訪問団に参加する機会をいただき、とても勉強になりました。


2019年6月

台湾の文化大学社会科学院にて、「『一個中国』原則的国際意涵」という題目で学術報告と議論をする機会をいただきました。


2019年6月

『東亜』6月号に、論評「中国からの圧力を追い風とする蔡英文政権」を寄稿しました。蔡英文総統の勢いが戻っていている情勢と、辣台妹/辣台派ブームについて論じました。


2019年6月

2019年度アジア政経学会春季大会の自由応募分科会「中国と台湾のナショナリズム:衝突はあるのか?」にて、「中国の対台湾工作と台湾の『ナショナリズム』」という題目の学術報告を行いました。本分科会は、研究分担者をつとめる科学研究費基盤A「対中依存構造化と中台のナショナリズム:ポスト馬英九期台湾の国際政治学」(代表:松田康博)の中間報告という位置付けでしたが、色々と課題が残るものとなりました。最終報告に向けて、もっと勉強したいと思います。


2019年5月

中国語論壇誌『多維TW』043号に、書面インタビューを受けた記事「米中較勁亜太--日中関係同床異夢?」が掲載されました。「中美之争逼近臨界点」という特集の一部で、主に米中対抗下の日中、日台関係について語らせてもらいました。


2019年5月

日本国際問題研究所が主催する「第6回日台戦略対話」に参加しました。


2019年3月

学術論文「中国とカナダの国交正常化交渉--西側諸国との関係改善と『一つの中国』原則の形成」が日本国政治政治学会編『国際政治』第195号に掲載されました。カナダの国立公文書館で史料調査を行なってから、かなりの時間が経ちましたが、ようやく公刊できました。


2019年3月

1ヶ月間、台湾の中央研究院政治学研究所に訪問研究員として受け入れていただきました。今回、往復の交通費と滞在にかかる費用として、台湾の政府(科技部)から、外国人研究者の短期招聘に対する助成を受けました。また、訪問期間に中央研究院政治学研究所と政治大学東亜研究にて、それぞれ「形成『一個中国』原則的国際政治史」という題目で学術報告と議論をする機会をいただきました。


2019年3月

『東亜』3月号に論評「『統一』促進の意思を明確に示した習近平演説」を寄稿しました。


2019年1月

同僚の先生方と行っている法政大学ボアソナード記念現代法研究所のプロジェクト「現代国際秩序における正統性の相克」主催の国際ワークショップとして、「中国の対香港・台湾工作--その実態と影響力」を開催しました。お陰様で大盛況となり、実りのある議論ができましたことを感謝申し上げます。


2019年1月

立教大学アジア地域研究所、現代中国学会共催のセミナー「日中関係の多角的考察」にてコメンテーターを務めました。