2024年春休みに行ったグアム研修の記録を掲載しました。ぜひご覧ください!
福田ゼミの活動は法政大学の広報誌『法政』2019年10月号に掲載されました!
福田ゼミは、アジアの国際関係について学ぶゼミです。アジアの国際関係はこれまでもダイナミックに展開してきましたが、米中競争が激しくなるなかで、グローバルな国際政治やグローバルガバナンスについて考える上でも極めて重要になってきています。
福田ゼミでは、政治、経済、社会、文化など様々な角度からアジア国際関係の歴史と現状について学びます。春学期は、その時々のトレンドに合わせた文献の輪読やテーマを設定したディベートや政策シミュレーションを通じてアジアの国際関係について学びます。その上で、秋学期には各自がさらに掘り下げたいテーマを探し出し、その現状や課題について理解し、語れるようになることを目指します。
福田ゼミでは、現代アジアの国際関係について理解するための基本的な知識を身につけ、日本との関わりについても考えていきます。また、学んだことや考えたことを表現し、共有し、議論に繋げるためのプレゼンテーション能力、コミュニケーション能力、文章能力なども向上させます。
春学期にはアジアの国際関係に関する入門書や新書の輪読、注目トピックに関するディスカッションや政策シミュレーションなどを通じて、地域の現状に対する理解を深めます。また、日本と周辺諸国の関係を担っている実務家に話を聞いたり、皆でドキュメンタリーや映画を鑑賞する機会もあります。そして、春学期のまとめとして、通常は湯河原や那須などで1泊2日の国内合宿を行っています。
秋学期には春学期に学んだことを発展させながら、各ゼミ生がリサーチペーパーを執筆します。テーマごとに2年生と3年生混合のグループを作り、グループ内での中間報告、ゼミ内での中間報告、教員によるチュートリアルを通じて、調査の仕方やペーパーの書き方を段階的に学べるようになっています。毎年度末には、全員のリサーチペーパー、その他活動の記録、後輩へのメッセージなどを一冊のリサーチブックにまとめています。
上記以外に、夏季休暇か春季休暇の期間を利用して有志の海外研修を行なっています。渡航先はゼミ生で話し合って決め、数日間のスタディー・ツアーに加え、自由活動の時間があります。さらに、秋学期末から春季休暇の時期にOBOG会を行う年もあります。OBOG会のLINEグループがあり、学年が離れていても、就職先や業種が同じOBOG同士の繋がりができつつあります。
【春学期】
新入生歓迎会
ピクニック・ゼミ
ゲストスピーカー講演会
国内合宿・海外研修
【秋学期】
ゲストスピーカー講演会
リサーチペーパー報告会
OB会・追い出しコンパ
(写真は2020年1月の台湾海外研修)
これまでの活動については、歴代ゼミの活動をご覧ください。海外研修については、海外研修の記録に訪問先など詳細な記録が掲載されています。ゼミの活動内容は、ホームページやFacebook、ゼミ論集の制作などを通じて対外的にも発信、蓄積しています。
2022年度に福田ゼミは法政大学に開設されて10周年を迎えました。この間、法学部での教育のなかで、ゼミでの様々な活動やゼミ生との関わりは、私にとって特別なものでした。次第にゼミでの学び方や活動が先輩から後輩へと受け継がれるようになり、OB会なども形成されてきたことを、とても嬉しく思っています。
大学におけるゼミの魅力は、単に知識を得ることにとどまらず、大学卒業後にも個々人の支えとなるコミュニケーション能力、社会との関わり方などを培えることだと思います。そのため、福田ゼミでは、授業時間を越えたコミュニケーション、大学の外や日本の外へ出て学ぶ機会も大切にしています。アジアの国際関係に関心があることに加え、上に挙げたような様々な活動に積極的に参加し、楽しめる学生を歓迎します。
毎年10-15名前後の学生を募集し、入ゼミ希望者にはレポートを提出してもらい、面接を行っています。
公開ゼミの期間には、見学者もできるだけ参加できるような授業内容を用意していますが、それ以外の時期の見学も随時歓迎します。希望者は事前に福田までメールでご連絡ください。